Windows版GyazoクライアントをRubyオンリーで書いた(その2:スクリーンキャプチャーツールと連携編)
前のエントリーからの続き。Gayzowin.batスクリプトをスクリーンキャプチャーツールと連携してみる。
いよいよ本題、コレができないとGyazoとは呼べない。*1
フリーのスクリーンキャプチャーツールと連携して、キャプチャー→即アップロード→アップロード先のURLをWebブラウザに表示をやってみます。連携するスクリーンキャプチャーツールは Screenshot Captorというツールを利用しています。以下から入手できます。
日本語の紹介記事は以下に
このツールはフリー*2だし、縁に影をつけたりとか、いろんなエフェクトがかけられるので最近のお気に入りのツールのひとつです。
連携のための設定
まず、Screenshot Captor を起動して、gyazowin.bat と連携するための設定を行ないます。
メニューから、[Edit]-[Preferences]を選択
Files+Folders タブの Ext. Image Editor に、gyazowin.bat のフルパスを設定
On Capture タブで、"Stay Minimized"を選択、"Launch Ext. Editor"にチェック、"Add Drop Shadow to Image"にチェックします。*3
最後に、General Settings で Image File Format が PNG になっていることを確認して[OK]を押し、設定を保存します。これで設定完了です。
上記設定ができたら、あとは Screenshot Captor でバシバシスクリーンショットを取るだけです。
使ってみる
早速使ってみます。キャプチャの準備ができたら、Shift + PrintScrren を押します。するとマウスカーソルが十字の形に変わるので、キャプチャしたい領域を選択します。すると、自動的にScreenshot Captorからgyazowin.batが呼び出され、キャプチャした画像がGyazoサーバにアップされます。アップが完了すると自動的にそのアップ先のURLがWebブラウザに表示されます。たとえば以下のような感じで...
Screenshot Captor では他にも、アクティブなウィンドウやスクリーン全体などをキャプチャすることができます。参考までに代表的なキャプチャ方法を挙げときます。
- Shift + PrintScreen : 画面の選択された一部をキャプチャ
- Alt + PrintScreen : アクティブなウィンドウをキャプチャ
- PrintScreen : 現在のスクリーン全体をキャプチャ
詳しくはScreenshot Captor のヘルプなどを参照してください。
使い方は以上です。
このエントリでは Screenshot Captor での設定を紹介してますが、外部のツールと連携できる機能を持ったスクリーンキャプチャツールであれば、どれとでも連携できると思います。
このエントリを参考にいろいろ改造して、自分だけのGyazoクライアントを作ってみてください。